8月19日に2学期のスタートを切るはずだった海士中学校。
海士町内に新型コロナウイルス感染者が確認されたため、二日遅れになりましたが、本日、2学期の始業式が行われました。
始業式の校長からの話では、まず、始業式が二日間遅れたことについて、そのことが今後の学校生活にどのような影響を与える可能性があるのか、生徒・教職員に向けて話がありました。
〔2学期のスタートが二日間遅れたこと〕
二日間の臨時休業は痛かった。
学校は、1015時間の授業をしなければいけないことになっている。
この1015時間を確保するためにどうすればいいか、先生たちはいろいろと考えている。
もしかすると、休みの日に登校しなければいけない日があるかもしれない。
このことは、皆さんも知っておいてほしい。
このお話のあと、2学期スタートについて話がありました。
〔2学期 頑張ってほしいこと〕
1年で一番長い2学期が始まりました。
今学期、頑張ってほしいことが二つ。
一つ目は、生徒会活動。
生徒会活動は、制限のある中で生徒が考えて活動していく時間。
皆さんのやり方次第でいろいろなことができる。
ここで、皆さんのカラーを是非出してほしい。
「変化」「変える」という意識を持つことも大切。
でも、一人一人がいかに考えて行動していくかも大切。
早速、学園祭がある。
一人一人が考えて、意見やアイデアを出してほしい。
皆で集団の力を高めてほしい。
二つ目は、日頃の活動を大切に過ごしてほしい。
その中でも「自主学習」や「体力づくり」。
このような活動は、長い時間をかけて地道に取り組んでいくもの。
仕方なくやっても力はつかない。
自ら進んで取り組み、質を高め、量を増やしてほしい。
質を高めるために、目標を持つ。
「やらされたこと」と「自ら取り組んだこと」では、力のつき方が違ってくる。
この2学期、自分を鍛えて、集団の力を高めよう。
みんなで頑張っていこう。
コロナ禍ではありますが、できそうなことは工夫しながら活動します。
生徒が自分で考え、自分の意志で行動していく姿を求め、教育活動を進めます。